DAVIE | Industrial Decision Evolution Infrastructure / 産業意思決定進化基盤
現場の意思決定を、会社の資産に変える。
DAVIEは、現場の経験・知識・データを「意思決定資産」として蓄積し、組織へ継承し、企業の意思決定能力そのものを進化させる産業基盤です。
- 既存のシステムは置き換えません。ERP・MES・WMSはそのまま活かし、その上に「意思決定の層」をつくります。
- 現場の意思決定を、根拠ごと蓄積します。誰がなぜそう決めたかを資産として残し、他の設備・拠点へ再利用できる形に変えます。
- 実行するかどうかは、人が決めます。AIは根拠と選択肢を示します。自動化・自律化の範囲は、お客様が決めます。
WORLDVIEW
データ・情報・意思決定・自律 ― 御社はどこまで来ているか
次の競争力の源泉は、意思決定の資産化にある。
これまで多くの企業で現場の「データを集める」と「情報を見る」への投資が行われてきました。当社は、次の段階として、現場の「誰が、なぜ、そう決めたか」を残し、再び使えるようにできているかどうか、が企業競争力の源泉になると考えます。
同じ設備、同じデータを持っていても、意思決定の質と速さで成果は変わります。
違いを生むのは、同じ失敗から学ぶ速さです。意思決定を資産化した企業が、先に強くなります。
1
データを集める
センサー・IoT・DWH
2
情報を見る
ダッシュボード・分析
3
意思決定を残す
誰が・なぜ・そう決めたかを残し、再び使える形にする
4
現場が自律する
意思決定を実行し、自律するシステムが価値を生む
POSITIONING
私たちは、ソフトウェアを提供する会社ではありません
私たちファーストループテクノロジー株式会社が提供する「DAVIE」は、AIツールでも、分析SaaSでもありません。現場に眠る経験・知識・データを「意思決定資産」として蓄積し、企業の“意思決定能力そのもの”を進化させる ── そのための産業意思決定進化基盤です。
DAVIEは、個々の機能を売る製品群ではなく、御社の意思決定能力を育てるための一つの基盤です。
一般的なAIツール・分析SaaSとの違い
多くのAIは「予測」までを提供します。DAVIEは、その先の意思決定と実行、そして結果の検証までを担います。
| 観点 | 一般的なAIツール/分析SaaS | DAVIE(産業意思決定進化基盤) |
|---|---|---|
| 提供するもの | 「◯◯できる機能」(業務の一部を効率化) | 意思決定能力そのものを進化させる(“意思決定力”を提供) |
| 導入後 | 導入時点で完結(使うほど賢くはならない) | 使うほど意思決定資産が蓄積・進化する |
| 意思決定 | データ・情報の可視化が中心/意思決定は人任せ | 「なぜその意思決定か」を説明・監査でき、組織で共有・継承 |
| 御社が見るべき指標 | AIの予測精度 | 意思決定をやり切れた割合・実行に至った割合・成果がどれだけ改善したか |
機能の寄せ集め(SaaS)ではなく、意思決定能力を進化させる基盤がDAVIEです。DAVIEは、日本の現場のつくり方に合わせて設計しています。多品種少量、すり合わせ、現場ごとの例外を、標準から外れたものとして扱いません。それらを意思決定の条件として記録し、資産に変えます。
私たちは、DAVIEという仕組みをお渡しして終わりにはしません。御社の現場に入り、御社の意思決定を一緒に形にする。まさに私たちの Mission である“Empowering Gemba ― 強い「現場」を支え、平穏をまもる”を、御社の現場で体現します。
ISSUE
データもAIも導入した。しかし“意思決定”は資産になっていない。
産業現場の意思決定は、熟練者の経験、会議、Excel、紙、口頭指示、個別システムに分散し、意思決定の根拠と結果がつながっていません。意思決定が記録されず、検証もされないまま使われ続けると、それは「負債」になります。次の意思決定の質を下げ、変化への対応を遅らせるからです。
御社の現場でこのような場面はございませんか?
| 産業 | 資産になっていない意思決定の例 | そこに表れている「意思決定の負債」 |
|---|---|---|
| 製造業 | 設備の異常が、停止だけでなく加工精度・歩留まり・納期のどこまで影響するのか。点検・修理・交換をいつ行うかを、その場で比較して決められない。 | 意思決定の根拠が残されていない担当者しか判断方法を知らない |
| 物流業 | 荷待ち・バース割当・遅延への対応が、荷主・物流事業者・倉庫の間で分断され、誰がどの根拠で決めたかが残らない。 | 意思決定の根拠が残されていない部門ごとに判断基準が違う誰が最終責任を持つかが不明である |
| 建設業 | 手待ちを生んでいる制約を、誰がいつ外すのか。この条件で作業を続けてよいかの意思決定が、現場ごとの経験に委ねられている。 | 担当者しか判断方法を知らない例外処理が増え続けている誰が最終責任を持つかが不明である |
| 社会インフラ | 限られた予算の中で、点検・補修・更新の優先順位をどう決めたのか。意思決定の根拠が説明として残らない。 | 意思決定の根拠が残されていない過去のルールが惰性で使われている失敗が学習されていない |
ベテランの判断基準が資産にならず、退職とともに失われます。意思決定が組織に残っていないため、ある拠点で確立した改善が、他拠点へ伝わりません。この差は、数年後の生産性と安全性の差になって表れます。
SYSTEM OF DECISION
既存システムを置き換えません。その上に“意思決定の層”をつくります
DAVIEは、ERP・MES・WMS・EAM・BIM/CIM を置き換える基盤ではありません。それらを横断し、現場の証跡から意思決定・実行・結果検証・学習までをひと続きにして、結果を次の意思決定に返す接続層です。
接続は API と標準インターフェースで行い、既存システムを改造しません。従って、これまでのシステム投資は、無駄になりません。
WHAT IS DAVIE
DAVIEはどう働くか ― 観測・予測・判断・実行・学習の五段階
DAVIEは、現場の意思決定を5つの段階で支えます
観測する
Observe
現場データを収集し、状況を把握します。
予測する
Predict
将来の状態やリスクを予測し、見通しを立てます。
判断する
Decide
最適な意思決定を行います。
人の意思決定を置き換えるのではなく、意思決定のための事実と選択肢を、より早く・正確に届けます。
実行・統合する
Orchestrate
アクションを実行し、システムを統合します。
学習する
Learn
結果から学習し、継続的に改善します。
この五段階を繰り返すことで、DAVIEは進化します。進化は精度改善だけを指しません。観測範囲の拡張、文脈理解の深化、選択肢の増加、評価基準の高度化までを含みます。
ただし、どこまでを自動化・自律化するかは、お客様が決めます。
DAVIEの構造 ― 四つの階層
DAVIEは四つの階層でできています。共通の土台の上に、解きたい意思決定の数だけ積み上げていく形です。どこから始めても、上の層はあとから足せます。
Core
共通基盤。接続、知識の蓄積(オントロジー・ナレッジグラフ)、AI推論、空間の認識。あわせて、証跡・ダッシュボード・アラート・帳票など、領域を問わず必要になる標準機能。
Advance
業界・設備に固有の層。解きたい意思決定の数だけ積み上げます。一つの課題解決単位が、一つの意思決定にあたります。
Custom
お客様に固有の層。標準に載らない業務を、個別に作り込みます。
顧客拡張
お客様自身が広げる層。DAVIEに貯まったデータと知識を、お客様の側で活用・拡張していきます。
既存のERP・MES・WMSは置き換えません。これらは入力であり、実行先でもあります。
五段階は、現場でどう回り、何が貯まるか
現場では、ひと続きの流れになります
DAVIEは、現場で起きたことから成果までを、途切れない一本の記録としてつなぎます。一巡するたびに、意思決定は前より良くなります。
蓄積の単位 ― Decision Package(意思決定資産)
支援した意思決定は、再利用できる単位として資産化されます。判断ロジックだけでなく、何をしないか(禁止事項)・却下した案・例外・失敗・副作用まで構造化することが要点です。
何のために・いつ・誰が
目的
何のための意思決定か
きっかけ
何が意思決定を開始させるか
判断主体
誰・何が意思決定するか(人・AI・システム)
適用条件
対象設備・工程・環境・除外条件
何をもとに、どう決めるか
知識
オントロジー・故障/品質モード・標準手順
推論
ルール・モデル・最適化・シミュレーション
評価
KPI・リスク許容・代替案の比較
判断
選択された結論
実行し、何が起きたか
実行
承認・連携先・ロールバック・例外処理
結果
意思決定によって生じた結果
証跡と学習
必要な証跡・版管理・結果評価・更新条件
一度つくった意思決定は Decision Package として残るため、別の設備・別の拠点へ展開できます。次の現場でゼロからやり直す必要がありません。
HUMAN & AI
決めるのは、人です。
DAVIEは、AIが出した結論をそのまま実行しません。事実・選択肢・根拠をそろえて示し、実行するかどうかは人が選びます。自動化・自律化の範囲を広げるかどうかも、お客様が決めます。
設計の考え方
DAVIEの各ファミリー(製品群)は、製品仕様の前に、3つの設計原則を定めています。
Decision First
意思決定を起点に設計する
すべての機能はDecisionを起点に設計し、収集や可視化はその手段と位置づけます。
Evidence Driven
根拠に基づき判断する
勘や経験だけでなく、設備・IoT・文書などの証跡に基づいて判断します。
Human + AI Collaboration
人とAIが協調する
AIが意思決定を代替するのではなく、人の意思決定を拡張・支援する関係を築きます。
PRODUCT FAMILY
DAVIE Product Family ― 一つの基盤を構成する5つのファミリー
役割の異なる5つのファミリーが、一つの基盤として連携します。どこから始めても、全体につながります。
Evidence
現場で証拠・記録を収集・構造化。現場内で完結する構成が基本で、クラウドでの管理・共有は必要に応じて選べます。
Platform
データ統合・管理・セキュリティ。運用の基盤を提供。アンビエントインテリジェンス、セマンティックマップ。
Decision
最適な意思決定を実行・支援し、意思決定の流れと判断根拠を可視化。
Package
業界・業務に特化したテンプレート・モデル群を提供。
Solution
成熟度・課題に合わせた最適解(Basic/Advance/Custom)。
INDUSTRIES & VALUE
適用産業と、御社に貯まるもの
主要な適用産業
物流業
建設業
社会インフラ
業界特性を深く理解し、価値を最大化していきます。
拡大対象の適用産業
エネルギー
ヘルスケア
隣接する産業へ、適用領域を広げていきます。
入力から、御社に貯まるまで
1
社内外データ(入力)
IoT・センサー/設備・機器データ/作業・検査データ/人・スキルデータ/図面・仕様・文書/外部データ(天候・需給・市況など)
2
意思決定の過程
いつ・どこで・何が起きたか(事実として残る)/どの設備・工程・条件の話か(意味がつく)/何ができて、何を捨てるか(選択肢が並ぶ)/誰が決めたか・なぜそう決めたか(承認と理由が残る)
3
現場での活用(出力)
ダッシュボード・リアルタイム監視/アラート・通知(異常の早期検知)/作業支援・推奨/自動化・自律化・制御連携(設備・ロボット)/知識・ノウハウ活用(教育・標準化・継承)
4
意思決定資産が貯まる
決めた理由と結果が、対で残ります。
得られる価値
生産性向上
作業効率・稼働率の最大化
品質向上
不良削減・品質の安定化
安全性向上
リスクを早く見つけ、事故につながる前に手を打つ
コスト削減
ムダ・ロスの最小化
ノウハウ資産化
現場知の継承・再利用
自律的な現場運営
データに基づく自律改善
使い続けると、御社に何が貯まるか
| 貯まるもの | 御社にとっての意味 |
|---|---|
| 現場の文脈 | 自社固有の条件を織り込んだ意思決定は、買っても手に入りません。使った企業にしか貯まりません。 |
| 共通言語(オントロジー) | 設備・工程・故障・品質などの「関係」が、機械の扱える形で定義されます。項目名が違う拠点でも同じ意味として扱えるため、次の導入が速くなります。 |
| 意思決定の履歴 | 意思決定と結果の連鎖が積み上がるほど再利用が効き、導入期間とリスクが下がります。 |
| 説明できる状態 | 監査・事故調査・社内外への説明のとき、適合性を検証・説明するための証拠を提供します。 |
| 学習の速さ | 同じ失敗から学ぶ速さそのものが、御社の競争力になります。 |
つなぐ部分は開き、価値を生む部分は磨きます。囲い込むためではなく、使うほど御社の意思決定が速く正確になるためです。
立場ごとに、何が変わるか
経営層・事業責任者
意思決定が属人化から資産へ変わります。投資の意思決定の根拠と、改善の効果を数字で追えます。
DX・AX推進責任者
ベテランの判断基準が Decision Package として残り、他拠点へ展開できます。
情報システム責任者
既存システムを置き換えずに接続します。
CONTACT
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データ × 知識 × AIで、現場の「経験」を「未来の力」に変える。まずは、御社の現場で「意思決定を資産に変える」一歩を。